男女の脳の違いは子どもも同じです。
女性は複数の物事を同時進行することが得意で男性は同時進行は苦手でも、ひとつの物事に集中するのが得意なんです。
また男性が理論的なのに対して、女性は感情的。これは子どもにも当てはまります。
男性は基本的にプライドが高いもので男の子も同じです。
「どうしてこんなことができないの?!」
と心で思ったとしても、口に出すのはNG。
「やればできるんだから、頑張ろうよ」
とおだててあげるほうが自己肯定感が育ち、やる気もアップします。
複数のことを同時にやるのは苦手なのが男の子に
「早く早く!」
とせかすとパニックになるので
「まずはこれをやって」
とひとつずつ段階を踏んでやらせたほうが効率が上がります。
「~~~だからダメ」
「~~~が必要だから」
と理論で説明するように心がけましょう。
また、男の子はマイペースなことが多いのでついあれこれ手助けしてあげがちですが、これもNGです。
世話を焼いていると
「何かあってもママがなんとかしてくれる」
と、自立心が育たないままになるので、どんどん失敗を経験させて
「どうすれば失敗しないか」
と自分で考えさせるようにしてください。
女の子はママと同性なので、ついついわかった気になりますが、どちらも感情的なので口ゲンカに発展しがちです。
言い合いをしても意味はあまりありません。
ママも感情的になりそうになったら深呼吸をして、一歩引くことが大事です。
共感度が高いという女の子の気質を上手くつき
「うん、それはたしかにわかるよ」
と気持ちを一度受け止めたうえで話をするようにしましょう。
「~~~だからダメ」
という理屈も大切ですが、女の子には
「~~~だとかわいそうだよ?」
など情に訴えるような言い方も効果的です。
マイペースな男の子に対して、女の子は他人の気持ちに敏感です。
日頃からママの言動を観察しているので
「この子のこういうところがよくないな」
と感じるとしたら、じつはママ自身がそうしているのかもしれません。
女の子が素敵な女性になっていく上で一番のロールモデルは、ママです。
もしかしたら、まずは自分自身を振り返ってみる必要があるかもしれません。